エベレストベースキャンプトレッキング 詳細解説
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エベレストベースキャンプトレッキング 詳細解説
ルクラから始まるエベレストへの道
エベレストベースキャンプトレッキングでは、ルクラ空港を利用します。ルクラ自体には特別な観光名所は多くありませんが、空港やロッジ、ホテルが集まるトレッカーの拠点として、旅の疲れを癒す大切な町です。ルクラを出発し、ドゥードゥ・コシ川へと下る道を進むと パクディン に到着します。そこから サガルマータ国立公園 に入り、さらに進むと、この山域で最もにぎやかな町 ナムチェ・バザール に至ります。
ナムチェはかつて交易の中心地として大いに栄えた町で、商人や家畜が行き交う狭い石畳の道は、トレイルに活気を与えてくれます。町には山岳博物館があり、登山史やシェルパ文化、貴重な写真や展示品を見ることができます。また、近郊の エベレスト・ビューホテル では、エベレストを眺めながらお茶を楽しむこともできます。

吊り橋と僧院、ヒマラヤの村々
丘や谷を縫うように続く山道の先には、イムジャ・コーラ川やドゥードゥ・コシ川に架かる、ゆらゆらと揺れる木製の吊り橋が現れます。橋を渡ると、巨大な岩が点在する草地や川沿いの広がりが見えてきます。ヤクが荷物を運ぶ姿や、生活のために山を行き来するシェルパの人々に出会うことも多く、その素朴で謙虚な暮らしぶりに心を打たれるでしょう。
道中にはチョルテン(仏塔)やゴンパ(僧院)が点在し、やがて タンボチェ僧院 に到着します。ここは僧侶の加護で知られる、クンブ地方屈指の精神的中心地です。
森林限界付近からは、エベレスト、タムセルク、コンデ・リ、アマ・ダブラム、タワチェ、ヌプツェ、クスム・カンガル、プモリ、マカルーといった名峰群を、壮大なパノラマで楽しむことができます。
トレッキング 9日目、標高約 5,300m の エベレストベースキャンプ に到着します。ここは迫力あるクンブ氷河に囲まれ、春の登山シーズンには、世界中から集まった登山隊が長期滞在する場所です。10日目 には カラパタール(5,545m) へ登ります。エベレストを真正面に望みながら、朝日や夕日に染まる山々を眺める体験は、一生忘れることのできない思い出となるでしょう。

ネパール観光トレックスでは、エベレスト山域トレッキングに関する多彩なパッケージをご用意しています。期間、季節、ご予算、体力レベルなどを考慮し、お客様一人ひとりに合わせたプランを作成いたします。
注記
- ルクラへのフライトは天候の影響を受けやすく、欠航となる場合があります。
そのため、日程に余裕を持ったスケジュールを組まれることを強くお勧めします。 - エベレストベースキャンプトレッキングは、カトマンズのホテル到着時点で終了となります。その後は自由行動となります。
安全と健康管理
ネパールでのトレッキングは、過度に危険視する必要はありませんが、事前準備が重要です。医療施設が限られる地域では、救助や避難に数日かかる場合もあります。
そのため、以下をお勧めします。
- 出発前の健康診断・歯科検診
- 常備薬・処方薬の携帯
- 基本的な救急用品の準備
頭痛薬や胃腸薬はカトマンズで購入できますが、山岳地帯では入手困難です。
高山病について
高山病(AMS)は、標高 3,000m以上 で急激に高度を上げた際に起こる可能性があります。主な初期症状は、頭痛、吐き気、息切れ、倦怠感などです。当社のガイドはすべて ヒマラヤ救助協会(HRA) の指導に基づいた訓練を受けており、高度順応と安全管理を徹底しています。
エベレストの自然と生態系(修正版)
エベレスト周辺は、ローツェ、ヌプツェ、チャンツェ、プモリなど多くの峰々に囲まれています。植生は標高によって大きく変化します。
- 低〜中標高(〜4,000m)
シャクナゲ、ジュニパー、モミ、青松、竹など - 高標高(5,500m以上)
植物はほとんど見られません
動物は主に 比較的低い標高帯 に生息し、
ジャコウジカ、野生ヤク、アカパンダ、ヒマラヤタール、ヒマラヤグマ、ユキヒョウなどが確認されています。
※ ご指摘のとおり、「比較的標高の高いところ」ではなく「低〜中標高帯」 が正確です。
一日は、宿泊先から眺める美しい日の出から始まります。朝食後、通常 7〜8時頃 にトレッキングを開始し、1日 5〜6時間 歩きます。途中で昼食を取り、夕方には次の目的地へ到着。
夜はティーハウスで温かい食事をとり、他のトレッカーとの交流を楽しみながら休息します。十分な睡眠と順応が、安全で快適なトレッキングの鍵となります。

エベレスト・ベースキャンプトレッキング(13日間)日程
1日目
トリブバン国際空港(カトマンズ)到着。日本語または英語ガイドがお迎えし、ホテルへ送迎。カトマンズ泊
2日目
カトマンズ → ルクラ(2,848m)飛行機で移動(約35分)。到着後、エベレストトレッキング開始。
ルクラ → パクディン(2,652m)までトレッキング(約3時間)。ロッジ泊
3日目
パクディン → ナムチェ・バザール(3,440m)ドゥド・コシ川沿いを進み、吊り橋を渡りながら登高(約6.5時間)。ロッジ泊
4日目
高度順応日(ナムチェ・バザール滞在)。シャンボチェ(3880m)、クムジュン村散策。エベレストやアマ・ダブラムの展望を楽しみます。ロッジ泊
5日目
ナムチェ・バザール → テンボチェ(3,870m)松林のトレイルを進み、タンボチェ僧院へ(約6時間)。ロッジ泊
6日目
テンボチェ → ディンボチェ(4,360m)森林限界を越え、高山地帯へ(約6時間)。ロッジ泊
7日目
高度順応日(ディンボチェ滞在)。チュクン村散策、体調に応じて チュクン・リ(5,545m) までハイキング。ロッジ泊
8日目
ディンボチェ → ロブチェ(4,940m)トゥクラ峠の慰霊碑を通過(約6時間)。ロッジ泊
9日目
ロブチェ → ゴラクシープ(5,170m)その後、エベレスト・ベースキャンプ(5,486m) へ。到着後、同ルートでゴラクシープへ戻ります(計約7時間)。ロッジ泊
10日目
早朝、ゴラクシープ → カラパタール(5,545m) 登頂。エベレストを望む最高の展望を満喫後、ゴラクシープへ下山(計約2時間)。
その後、ペリチェ(4,280m)まで下山(約5時間)。ロッジ泊
11日目
ペリチェ → ナムチェ・バザール一気に高度を下げる下山行程(約7~8時間)。ロッジ泊
12日目
ナムチェ・バザール → ルクラエベレストトレッキング最終日(約7~8時間)。ロッジ泊
13日目
ルクラ → カトマンズ飛行機で移動。ホテルへ送迎。カトマンズ泊
料金に含まれるもの
- カトマンズ国際空港 ⇄ ホテル間送迎
- カトマンズのホテル宿泊(1泊/ツーリストクラス・朝食付き)
- エベレスト国立公園入園料
- TIMS(トレッカー登録証)
- カトマンズ ⇄ ルクラ 往復航空券
- カトマンズ市内ホテル ⇄ 国内空港送迎
- トレッキング中の食事(1日3食:朝・昼・夕)
- トレッキング中のロッジ宿泊費
- 寝袋・ダウンジャケット貸出(ご希望の場合)
- ネパール政府公認・山岳経験10年以上のガイド
- ポーター(2名様以上でのご参加の場合)
- ガイド・ポーターの食費、宿泊費、移動費、装備、給料、保険料込み
- ※1名様参加の場合はポーター別途追加料金
- ※ポーター1名につき最大20kgまで運搬
- エベレストトレッキングマップ
- トレッキング完了証明書
- ファーストエイドキット
料金に含まれないもの
- 日本〜ネパール間の国際線航空券
- ネパール入国ビザ代
- 海外旅行保険
- トレッキング前後の食事(昼食・夕食)
- ガイド・ポーターへのチップ(現地習慣)
- トレッキング中の飲み物代
- 追加ポーター代(必要な場合)
※上記「料金に含まれるもの」以外は、お客様のご負担となります。
いますぐ予約 +9779851082990 ( what’s app now )
Email : nepalkhanko@gmail.com



