エベレスト3パス越えトレッキング16日間
概要
エベレストス3パストレッキングは、エベレストベースキャンプとゴーキョ湖、そして東西両端に延びるトレイルを繋ぐトレッキングです。それぞれ5,300mを超える3つの峠越えに加え悪天候の可能性もあり、この長く厳しいトレッキングを成功させるためには、徹底した高度順応とゆっくりかつ安定したペースで登ることが大切です。このエベレストス3パストレッキングには、時計回り、反時計回りの両方のコースがありますが、ここでは反時計回りのコースを取り上げています。
トレッキングはルクラから始まります。ナムチェバザールでは休息と高度順応のための日を設け、シェルパ族の村クムジュンを訪れます。東側のトレイルを進み、チュクンでは2日間の高度順応日を設けます。その間のチュクン・リやアイランドピークベースキャンプまでの日帰りハイクでは、ローツェやアマダブラム氷河の景色を眺めることができます。山小屋(ティーハウス)は、地元の人々や国立公園によってしっかりと管理されており、また、大自然に囲まれた素晴らしいキャンプサイトを見つけることもできます。
その後、一つ目の峠コンマ・パス(5,535m)を越え、ロブチェ、エベレストベースキャンプへと向かいます。トゥクラまで戻り、二つ目のチョラ・パス(5,368m)までの長い道を進み、峠を越えた後はタンナまでの急な道を下ります。そして、ゴジュンバ氷河を渡りゴーキョに向かいます。ゴーキョでの休息日にはゴーキョ・リへ登り、ネパール一長いとされているチョオユ氷河やエベレスト山脈の絶景をお楽しみください。
ゴーキョから西へ、最後の峠レンジョ・パスへの急な登り道を進むと、渓谷や氷河を下に、そしてエベレストの北西の壁を含むヒマラヤ山脈の素晴らしい景色を眺めることができます。マルルンへの下りでは、これまでとは異なる風景を楽しむことができます。この村の下で、トレイルは古いチベットの塩貿易ルートに合流し、ターメに続いてナムチェバザールに戻ります。そして、カトマンズへのフライトのためにルクラまで下山します。
エベレストス3パストレッキングは、エベレスト地域で最も長く難易度の高いトレッキングの一つです。トレイルには、多くの岩やクレバス、ジグザグした滑りやすい道があり、細心の注意を払うことが要求されます。エベレスト地域の気候は風が強く寒く、急性高山病にかかってしまう可能性もあります。症状が現れた場合には、ガイドまたは医療の専門家に相談し、迅速な対処と治療を受けてください。
エベレストス3パストレッキングは、ヒマラヤの神秘的な土地への旅です。峠、多数の山塊、ヒマラヤ山脈、野生動物、美しい景観、そして人々や彼らの生活の感動的な物語に出会うチャンスがあります。その感動を写真に収めたいときっと誰もが思うことでしょう。私たちから一つお願いがあるのですが、エベレストベースキャンプから戻る際に写真を撮影してください。そうすることで時間を節約し、予定通りに目的地に到着することができます。
ヒマラヤでのトレッキングは、多くのトレッカーにとっての夢です。しかし、本物のギアを十分に備えていないと、その夢が悪夢になってしまう可能性があります。ウェブサイトを確認したり専門家に相談したりして、エベレストスリーパストレッキングに必要なギアをリストアップしてください。
ヒマラヤの天候は季節そして時間と共に刻々と変化します。そのため、数時間、さらには数日のフライトの遅れが生じることがありますので、スケジュールに予備日を設けることをお勧めします。ネパール観光トレックスと一緒に、ヒマラヤの地へ冒険旅行に出かけませんか。
旅程
1日目:トリブバン国際空港(カトマンズ)到着。ホテルへ移動。ホテル泊。
2日目:カトマンズからルクラ(2848m)へ飛行機で移動(35分)(エベレストトレッキングへ)
その後パクディン(2652m)までトレッキング(3時間)。ロッジ泊。
3日目:パクディンからナムチェバザール(3440m)までトレッキング(6時間半)。ロッジ泊。
4日目:高度順応のためナムチェバザールに滞在。シャンボチェ及びクムジュン村散策。ロッジ泊。
5日目:ナムチェバザールからテンボチェ(3870m)までトレッキング(6時間)。ロッジ泊。
6日目:テンボチェからディンボチェ(4360m)までトレッキング(6時間)。ロッジ泊。
7日目:ディンボチェ〜チュクン(4730m)3時間トレッキング。ロッジ泊。
8日目:チュクンからコンマーラ山(5535m)こえてロビチェ(4910m)までトレッキング(8−9時間)。ロッジ泊。
9日目:ロブチェからゴラクシープ(5170m)までトレッキング。その後エベレストベースキャンプ(5486m)までトレッキング。
再びゴラクシープまでトレッキング(計7時間)。ロッジ泊。
10日目:早朝ゴラクシープからカラパタール(5545m)までトレッキング。再びゴラクシープまでトレッキング(計2時間)。
その後ゴラクシープからゾンラ(48430m)までトレッキング(6-7時間)。ロッジ泊。
11日目:ゾンラ〜チョラ.ラ(5420m)の山こえてゴーキョ(4800m)までトレッキング(6-8時間)。ロッジ泊。
12日目:高度順応のためゴーキョに滞在。ゴーキョピーク散策。ロッジ泊。
13日目:ゴーキョ〜レンジョラ(5345m)パスしてムルルングまでトレッキング(8-9時間)。ロッジ泊。
14日目:ムルルングからナムチェバザールまでトレッキング(7~8時間)。ロッジ泊。
15日目:ナムチェバザールからルクラまでトレッキング(7~8時間)。ロッジ泊。
16日目:ルクラからカトマンズへ飛行機で移動。ホテル泊。
料金に含まるもの
- カトマンズ国際空港~カトマンズのホテルまでの送迎料
- カトマンズのホテル一泊(ツーリストクラスホテル朝食付き)
- エベレスト国立公園代
- TIMS カード, エベレストビレッジパミット
- カトマンズールクラーカトマンズ(飛行機のチケット)
- カトマンズのホテル〜国内空港〜カトマンズのホテルまで車代
- トレッキング中の食事1日3食(朝、昼、晩御飯付き)
- トレッキング中のロッジ宿泊
- 寝袋とダウンジャケット(ご希望の場合)
- ネパール政府からのガイドトレーニングを受講して10年以上山登り経験があるフレンドリーなガイド、ポーター
- (ガイド、ポーターの食費、宿泊費、移動費、装備道具、給料、保険料)
- (ポーターは2名様以上の参加に限り含まれます。1名様参加の場合別途追加料金が掛かります、ポーター1名につき20キロまで負担)
- エベレストトレッキングマップ&トレッキング証明書
- ファーストエイドキット
料金に含まれないもの
- ネパールまでの国際線航空運賃
- ネパールビザ代
- 海外旅行保険
- トレッキング前と後の食事代(お昼と晩御飯)
- ガイド・ポーターのチップ(渡す習慣があります)
- トレッキング中の飲み物代
- ポーター追加の場合料金がかかります。(2名以上でのご参加の場合、ポーター料金に含まれます)
- 料金に含まれるもの以外はお客様からのお支払いをお願いいたします。
よくある質問
エベレストトレッキング前に知っておきたいとても大事なこと
???? 日帰り用のバックパックに何を入れる?
エベレスト・ベースキャンプ・トレッキングには、20~25リットルのバックパックの携行をおすすめします。これは日中に必要な個人用アイテム(例:日焼け止め、防寒着、手袋、スナック、水、旅行書類)を持ち歩くためのものです。大型の荷物(ダッフルバッグ)は運搬者が運びますので、道中で必要最低限のものだけを持ち歩いてください。
???? 必要なトレッキング許可証は?
エベレスト・ベースキャンプ・トレッキングに必要なすべての許可証(サガルマータ国立公園許可証とクンブ・パサン・ラム村入域カード)は、当社がすべて手配いたします。お客様が個別に申請する必要はありません。
⏰ エベレスト・ベースキャンプ・トレッキングの1日の流れは?
毎日のスケジュールは、高度順応と快適さを考慮して計画されています。
7:00頃: ティーハウス(山小屋)の食堂で朝食
8:00頃: 出発、ガイドと共に歩き、運搬者が荷物を運びます
11:30~12:30頃: 途中のティーハウスで昼食
15:00~16:00頃: 到着、チェックイン後は着替え・休憩
19:00頃: 夕食と翌日の案内
???? ネパールの電源とプラグの種類
ネパールではプラグタイプC、D、Mが使用されており、電圧は230V、周波数は50Hzです。異なるタイプのプラグや電圧の機器を使用する場合は、ユニバーサルアダプターの持参をおすすめします。
????️ エベレスト・ベースキャンプはどこにある?
エベレスト・ベースキャンプ(南側)は、ネパールのクンブ地方にある標高5,364mの地点に位置し、サガルマータ国立公園内にあります。ここはエベレスト登山遠征の出発拠点として知られています。
???? エベレスト・ベースキャンプでは何が見られる?
ベースキャンプでは、クンブ氷河の下に広がる岩だらけの地形に到達します。
有名な「EBC 5364m」の岩とカラフルな祈祷旗、壮大な山岳景観が見どころです。
登山シーズン中は遠征隊のテントが並びますが、登山者は近くの展望スポットから景色を楽しめます。
???? トレッキングのベストシーズンはいつ?
春(3~5月):穏やかな気候、シャクナゲの花、視界良好。人気シーズン。
秋(9~11月):安定した天気、澄んだ空気、青空。最も人気のある季節。
冬(12~2月):寒くても晴天が多く、静かで幻想的。ただし、高所のロッジは閉まることも。
モンスーン(6~8月):緑豊かで静かですが、雨による滑りやすさと視界不良に注意。
????️ エベレストの現地名は?
ネパール語では「サガルマータ(空の女神)」
シェルパ語・チベット語では「チョモランマ(世界の母なる女神)」
???? 一人旅でも参加できますか?
はい、もちろん可能です!
お一人様でもグループトレッキングに参加できます。
同じ日程で他の参加者がいなくても、1名料金で確実に催行されます。
???????????????? 家族や友人とのプライベートトレックは可能ですか?
はい、可能です。
2名以上ならグループ料金でプライベートトレッキングが可能です。日程や行程は柔軟に調整できます。
???? 14日間と16日間の違いは?
ルート自体は同じですが、16日間プランにはカトマンズ滞在が2泊追加されており、観光や休憩、フライト遅延への予備日として便利です。
???? なぜNepal Khanko Treksを選ぶべきか?
エベレスト地域で13年以上の経験
地元出身の有資格シェルパガイド
空港送迎、許可証、国内線手配、宿泊、スケジュール管理まですべてサポート
少人数制できめ細やかなサービス
5つ星レビュー実績多数!
???? 予約方法と保証金について
ウェブサイトで日程選択 → 情報入力 → カードで安全なオンライン決済
「あとで支払う」オプションも可能(リンクを別途送付)
残金はカトマンズでカード・現金・銀行送金でお支払い可能
❌ キャンセルした場合の返金は?
予約金(40%)は返金不可ですが、将来のツアーに全額充当可能
有効期限なし。安心してスケジュール変更できます。
✈️ カトマンズ~ルクラ間は直行便ですか?
直行便はオフシーズンのみ運行されています。
**ピークシーズン(3月下旬~5月中旬・9月下旬~11月下旬)**は、カトマンズ空港の混雑により、ラメチャップ空港経由となります。
ラメチャップ空港はカトマンズから約132km(車で約5時間)
トレッキング出発日の早朝(午前1~2時)にホテル出発
正確な時間は、カトマンズでの事前説明会にて案内されます
????️ ルクラ便が欠航・遅延した場合の対処は?
1日遅れて翌日出発するという選択が可能です。
当社のスケジュールには1日の予備日が含まれています。
ヘリコプターでの移動も可能(追加料金:約550ドル/人)
ガイドも同乗するため、その分の費用も必要です。
???? トレッキングの難易度は?
エベレスト・ベースキャンプ・トレックは、中級~やや上級レベルの難易度です。
主な要因は標高・起伏の激しい地形・長時間歩行
1日平均6~7時間の歩行
テクニカルな登山ではないが、高地では小さな登りでもきつく感じられることもあります
???? 全行程の距離は?
ベースキャンプまでの往復距離は約123km(76マイル)
※カラ・パタールなどの展望地や順応ハイクを含みます
最高到達地点はカラ・パタールの標高5,545mです。ここからはエベレストの絶景が望めます。
???????? 年齢制限はありますか?
年齢制限はありません。
健康で基本的な体力があれば、どなたでも参加可能です。
実績として、4歳の子どもから70代の方まで、問題なく完走しています。
年齢よりも、高地順応や長時間歩行への適応力が重要です。
????️♂️ トレッキング前の身体づくりは?
出発の4~6週間前から準備スタート
有酸素運動(登山、速歩、自転車、階段登りなど)
毎週1回は5~6時間程度の長歩きを実施(荷物を背負って)
脚・体幹の筋トレ、バランス・柔軟性の強化も有効
登山靴は事前に履き慣らしておくことが必須!
????️ 旅行保険は必要ですか?
はい、高所対応の旅行保険は必須です。
6,000mまでのトレッキングカバー
医療費・ヘリ搬送費
キャンセル、遅延、荷物紛失などへの保障も推奨
契約前に内容をよくご確認ください。
☀️ 夏・冬でもトレッキングできますか?
はい、可能です。ただし季節により大きく異なります:
夏(6~8月):雨が多く、道は滑りやすく、ヒルも出ます。飛行機の遅延も多い。
冬(12~2月):非常に寒く、道が凍結することも。ただし晴天率が高く、静かな雰囲気。
どちらの季節も装備と経験豊富なガイドの同行があれば安全に楽しめます。
???? 高山病対策は?
ゆっくり歩く
水分補給をこまめに
アルコールを避ける
食事はしっかり摂る
計画的な休養日(順応日)を組み込む
異変を感じたらすぐにガイドに報告してください。彼らは対応訓練を受けています。
???? ルクラ便の荷物重量制限は?
1人あたり**15kgまで(受託10kg+手荷物5kg)**です。
超過分は追加料金が発生するか、別便での運搬となる場合があります。
???? カトマンズに荷物を預けられますか?
はい、不要な荷物はカトマンズのホテルで無料保管可能です。
トレッキング後に引き取れますので、必要な物だけで出発できます。
???? 宿泊施設について
ルート沿いでは、**最良のティーハウス(山小屋)**を手配します。
ベッド、厚めのマット、清潔なシーツ、枕、カーテン付き
低地(ルクラ、ナムチェ等)では個室シャワー・トイレあり
高地になると共用トイレ・シャワーなしの簡素な部屋が主流です
???? Wi-Fiや携帯は使える?
ナムチェなど下部では、NTC/NcellのSIMで通話・通信が可能
高所では「Everest Link」や「Nepal Airlink」のWi-Fiカードを購入(7~20GBで10~20ドル)
→ SIMが最も手軽でおすすめ
????️ ベースキャンプに宿泊できますか?
はい、2名以上のプライベート予約でテント泊が可能です(要1日延泊)
費用:1人450ドル(食事・許可証・手配込み)
ただし安全面から宿泊は非推奨です。高度リスクと氷河地形による緊急対応困難のためです。
???? 洋式トイレはありますか?
下部のロッジ(ルクラ、ナムチェ等)には洋式トイレ完備
高地では和式/簡易型トイレが中心
冬は水道凍結により、和式のみ使用可能なこともあります
???? 食事内容は?
各ロッジのメニューから注文
地元食(ダルバート)やチャーハン、ヌードル、スープ、卵、パンケーキ、モモ(餃子)など
一部ロッジではパスタなども提供
温かく栄養価の高い高所向けの食事
お茶、コーヒー、ハーブティーも随時提供
✍️ 行程のカスタマイズは可能?
はい、完全カスタマイズ対応可能です。
順応日・休息日を増やす
カトマンズ観光を追加
ポカラやチトワンへの延泊も対応
ご希望に応じて柔軟にプラン調整いたします。
???? いくらくらい持って行けばいい?
NPR 25,000(約190~200ドル)前後の現金を山での個人支出用に持参ください。
Wi-Fi利用、ホットシャワー、充電、軽食、飲み物などに使います
カトマンズでの観光や買い物分は別途ご用意を
※山間部にはATMがほとんどないため、現金での持参を推奨
◎ネパールでのトレッキングツアーを行う上で、観光・トレッキング代理店が必要な理由
ネパールは雄大な自然環境とヒマラヤの美しさに秀でた国です。世界最高峰と謳われるいくつもの山がこの山系に属しています。文化的な面においても多様性があり、その豊かさは素晴らしいものです。格調ある文化は様々な芸術の形として、さらには建築や祝祭、慣習、民族衣装といったものとして顕わになっています。休暇の目的地として不足はありません。ネパール滞在期間中、人生の新たな1ページを刻むだけでなく、圧倒されるほど存在感のあるヒマラヤの風景によって一生記憶に残る思い出となるはずです。
何よりネパールは世界有数のトレッキングスポットです。この雄大なヒマラヤの田舎でトレッキングやハイキングをするため、世界中から人々がやって来ます。ネパールに来てみたいと思っているのであれば、ネパールでツアーやトレッキングを計画する際、なぜ代理店に手配などを頼まなくてはならないのか、その必要性を考えてみてはいかがでしょうか。いずれにせよ、代理店を選ぶ際には慎重に検討する必要があります。ネパールにはトレッキング関連会社がいくつもあり、中には政府に承認されていない会社もあります。政府未承認の会社は時にクライアントを騙してトラブルに発展するケースがあります。トレッキングの入山許可およびその他のサービスを得るのが困難といった問題に直面する恐れがある、などが一例です。こうした理由から必ず政府承認の、なおかつネパール観光局やネパールのトレッカー協会、ネパール山岳協会、ネパールラストラ銀行など政府法人による正式なライセンスを有する代理店を選ぶようにしてください。また、ご自身が現地で申し込まれる際は、その代理店がただいま触れたことなど、全ての懸念を一掃してくれるような会社かどうかを必ずご確認ください。
◎ネパールでのトレッキングで代理店を利用する最大のメリット
海外を訪れるのは一苦労です。本来、人は未知の世界であったり、今までとは異なる新たな環境において起こりえることを考えると少し心配になるものです。特に一人旅となればなおさらそう感じるでしょう。だからこそトレッキング代理店を利用していただきたいと考えています。初めて訪れる場合は利用していただくメリットがたくさんあります。優良な会社でしたら確実にネパール滞在中最善のサービスを提供し、心強い味方となります。またこうした会社のスタッフと共に旅をすれば、ネパール文化を知り、適切に意思疎通を図ることもできます。新たなことや未知のことに対処する際に生ずる負担を減らすだけでなく、未知から生ずる詐欺被害に遭う可能性も大きく減らしてくれます。つまり、その土地に馴染み、快適に過ごす手助けをしてくれるのが最大のメリットと言えるでしょう。
◎トレッキング会社を利用する場合としない場合のストレスの違い
ネパールでトレッキング会社を利用すると、利用しない場合に比べて頭を悩ませる機会が格段に少なくなります。待ち時間が減り時間を効率的に使えるだけでなく、面倒な各種手続きの際に生ずるストレスがなくなります。滞在中、限られた時間の中で面倒な手続きをご自身で行う場合には大きな負担を強いられ、そのことで頭がいっぱいになり、旅が楽しめなくなってしまうことすらあります。ネパール滞在が初めてならより一層そうした思いが強くなるでしょう。一方優良なトレッキング会社を利用すれば、許可証の取得や宿泊先の手配、交通手段といった各種の面倒な手続きや交渉などを代行または付き添いをしてくれます。それにご自身が希望される観光スポットへ行った際も、全面的に手助けしてくれるでしょう。空き部屋の紹介(または手配)もしているので余計な心配はいりません。許可申請や宿泊先の手配のために走り回ることなく、自由にネパール観光またはご自身のために時間を費やせます。また、こうした会社が紹介するスタッフ(ガイドだけでなくポーターも)は英語が堪能です。一般的に、都市から離れたトレッキング地域内を単独で探検散策するよりも、こうした場所への行き方を熟知している同行者がいる方が、常に安心できるものです。さらに、国内線フライトの遅延やキャンセルが発生した場合でも代わりに手続きを行ってくれます。
◎トレッキング会社を利用すれば許可証が容易に取得できる
公的事務所での許可証の取得はたいてい時間がかかり、骨の折れる作業です。こうした手続きについてもトレッキング会社は代行または付き添いをしています。許可証取得のために事務所で待機する必要などなく現地でのアクティビティを楽しむなど、ご自分の時間を有意義に利用できます。こうした手続きの他に、ティーハウスの手配も行っています。また許可証などに必要な書類の用意も可能です。
◎トレッキング会社を利用してより安全な旅を
前述で申し上げたとおり、現地に信頼できる知り合いや友人がいると格段に良い旅になります。ネパールでは、トレッキング会社がその役割を担います。長年現場で業務を行ってきた現地の旅行会社でしたら確実に安全なルートを知っているはずです。滞在中にお客様が安全な道をたどれるよう、案内してくれます。何かしらの危険性があれば随時お知らせし、そうした場所に近寄らないように示唆します。特に山岳地帯では、専門家からのアドバイスは何よりも勝ります。トレッキング会社は山中で想定外の事態が起きた場合でも、安心・安全な旅ができるよう最善の力添えをします。
◎トレッキング会社の専門ガイドが教える詳細情報
ネパール滞在が初めてであれば、ネパールの伝統文化や人々の日常がわかっていないのも当然です。例え多くの人が一人でネパールに来ているとしても、しばしば山中の道に沿って並んでいるチョルテンやゴンパ、マニ車についての知識がないことに変わりはありません。何より、ネパールでのトレッキングはヒマラヤの美しさと同じくらい文化の多様性も魅力的です。トレッキング会社でしたらあまり知られておらず、めったに人が訪れない隠れ家的な場所をたくさん案内できるような、優秀なガイドを紹介できます。現地ガイドは現地の村人について詳しく知っており、様々な民族の多様な文化についてわかりやすく教えてくれるはずです。
◎専門家と相談し、ひと味違った旅の演出を
トレッキング会社は最高の相談相手となれるよう日々努力しています。大半のトレッキング会社はクライアントの反応を基にプラン編成することが多く、その人に見合った旅程および内容のプランを用意するはずです。どのツアーにおいてもクライアントは自身が快適な旅ができるようリクエストし、会社側がそれに応じる形をとるので、クライアント側はベストな選択ができます。例えばご自身の希望する時期や体力、経験に応じた様々な選択肢があります。山岳地帯全域でトレッキング会社を通した立ち入りが容易になりました。
ネパールでは多くの人が訪れるような有名トレッキングルートだけでなく人里離れたルートも楽しめます。あまりよく知られていないルートは混雑がなく、自然・文化ともに美しい姿を見せてくれます。トレッキング会社を利用することにより、山岳地帯の特定制限エリアでのトレッキングの選択肢を増やせます。通常、山岳地帯の特定制限ルートは道が整備されておらず、宿泊施設も多くないため特定の場所でキャンプを強いられることがほとんどです。この状況は制限エリアでのトレッキングに必要となるもの全てを手配する、玄人のトレッカーやピーククライミングに挑戦する人々と同様のことをする必要があり、結果的に大きな賭けとなりえます。このように制限エリアを訪れる際もトレッキング会社は大いに役立つと言えるでしょう。
結論として、ネパールでトレッキング会社をご利用になる際確かに多少費用がかさみますが、その分ご自身の旅をよりストレスフリーで見識があり、安全なものにすることができます。評判の良い旅行代理店でしたら、利用しない場合に比べはるかにメリットが多いため、利用価値があるのは明白です。もしネパール観光トレクスの優良なサービス利用をお考えならば、ご自身のネパール国内およびチベット、ブータンツアーのパートナーとしてネパール観光トレクスをお選びいただけるのであれば、当社は一生の思い出に残る時間を演出いたします。また来るときはゲストとして、帰るときは友人としてお出迎えからお見送りまで、最高の笑顔で旅のお手伝いをさせていただきます。
エベレストトレッキングは、世界最高峰のエベレスト(8,848メートル)を目指す登山の一部として、ベースキャンプまでのトレッキングを指します。エベレストの登頂自体は専門的な技術と経験が必要ですが、ベースキャンプまでのトレッキングは比較的多くの人々が挑戦できるアクティビティです。以下に、エベレストトレッキングの主な情報をまとめます。
1. 主要なトレッキングルート
- エベレストベースキャンプ(南側、ネパール側):
最も人気のあるルートで、ルクラから始まり、ナムチェバザール、テンボチェ、ディンボチェなどを経由してエベレストベースキャンプ(5,364メートル)に至ります。
所要日数:往復で約12~14日。
- ゴキョーレイクトレッキング:
エベレストベースキャンプトレッキングの一部として、ゴキョーレイク(4,790メートル)を訪れるルートもあります。青い湖とエベレストの眺めが美しいことで知られています。
- エベレストベースキャンプ(北側、チベット側):
チベット側からのルートもあり、こちらは車でアクセスできるため、比較的短い期間でベースキャンプに到着できます。ただし、チベット側は政治的な状況によりアクセスが制限されることがあります。
2. ベストシーズン
- 春(3月~5月): 気候が比較的安定し、トレッキングに最適な時期です。
- 秋(9月~11月): 空気が澄んでおり、山の景色が最も美しい季節です。
- 冬と夏は、厳しい気候やモンスーンの影響でトレッキングが難しい場合があります。
3. 必要な準備
- 体力: 高地でのトレッキングは体力を要します。事前のトレーニングが推奨されます。
- 装備: 防寒着、トレッキングシューズ、リュックサック、水筒、ヘッドランプ、日焼け止めなどが必要です。
- 高山病対策: 高度順応のために、ゆっくりと進むことが重要です。高山病の症状が出た場合は、すぐに高度を下げる必要があります。
- ガイドやポーター: 現地のガイドやポーターを雇うことで、安全かつ快適にトレッキングを楽しむことができます。
4. 費用
- トレッキングの費用は、ガイドやポーターの有無、宿泊施設のレベル、食事などによって異なります。
- 一般的に、ネパール側のトレッキングでは、1人あたり1,000~2,000米ドル程度が相場です。
5. 必要な許可証
- ネパール側: TIMS(トレッキング情報管理システム)カードとサガルマータ国立公園の入場許可証が必要です。
- チベット側: 中国側のビザと特別な入域許可が必要です。
6. 注意点
- 環境保護: ゴミを持ち帰る、現地の文化を尊重するなど、環境に配慮した行動が求められます。
- 保険: 高山病や怪我に備えて、十分な保険に加入しておくことが重要です。
エベレストトレッキングは、一生に一度の冒険となること間違いありません。しっかりと準備を整え、安全に楽しんでください!
トレッキング用具
靴
- 登山靴または軽登山靴
- 登山用靴下
服装
- ダウンジャケットまたは化繊ジャケット
- ジャンパーまたは毛織物のジャケット
- ハイキング用ズボン
- ウォータープルーフのジャケットまたはポンチョ
その他
- 傘(折りたたみ)
- 日よけ帽子
- リュックサックおよびダッフルバッグ
- 寝袋
- サングラス
- ヘッドライト
- 懐中電灯および予備の電池
雑多用品
- トイレット用品およびタオル
- トイレットペーパー
- 日焼け止めローションまたはクリーム
- 薬および救急用具
- カメラ
- 水筒または水ボトル
- ストック
アドバイス
*トレッキングに行く前にカトマンズに到着されたら日本円またはUSドルよりもネパールルピーを所持されることをお勧めいたします。カトマンズ市内では比較的良いレートで両替が可能です。
*カトマンズからポカラのフライトなら右側、カトマンズからルクラなら左側の窓際席を選ぶと良いでしょう。そうすれば窓からヒマラヤの美しい姿を見ることができます。
*高山病対策としてダイアモックス錠を常備されることをお勧めいたします。当社のツアーに参加される方には無料でお分けします。また、浄水錠剤が必要な方は、カトマンズ市内で購入することができます。
*トレッキング中は十分な水分補給を心がけてください。暖かい飲み物も効果的です。
*トレッキング中の飲酒および喫煙はご遠慮ください。標高2,500m以上の場所では特に危険です。
*高地での肉食は決しておすすめできません。高地では鮮度の悪い肉も多いため胃腸に大変負担がかかり、目的地までたどり着けなくなる可能性がございます。
*トレッキング道具はカトマンズでも安く買うことができます。スティックや寝袋はレンタル用具もございますが、数に限りがありますので事前にご相談ください。
*トレイルでは動物にご注意ください。登山道で荷物を背負ったヤクやロバとすれ違う場合は登山者は山側で待機してください。決して谷側で待機しないでください。荷物に押されて谷に転落する危険があります。
*山ではゴミを捨てず、ゴミ箱に入れましょう。
*トレッキング中はガイドの指示に従ってください。
*トレッキング中に下痢や嘔吐、発熱、疲労・倦怠感、めまいなどの症状が出ましたら速やかにガイドにお知らせください。ガイドまたはクルーがいつでも応急処置いたします。
*日本を出国する前に旅行保険には必ず加入してきてください。高山病、怪我または病気になった場合はヘリコプターによる救助が行われますが、救急搬送は高額な費用がかかります。
口コミ
エベレスト3パス越えトレッキングを楽しむことが出来ました。またエベレスト行きとカトマンズ帰りの飛行機の到着が遅れてしまいましたが開始日程をスムーズに変更していただいて本当によかったです。 安心してネパールの大自然を満喫できたのはネパール観光トレックスのおかげです。ありがとうございました。
初めてエベレストトレッキングに参加しました。カトマンズから小型飛行機でルクラへ飛びました。ガイドのビスターリ(ゆっくり)の掛け声でのんびり歩くことができました。日本語が上手で色々な説明もしてもらい充実したトレッキングになりました。女一人旅で英語もそんなに話せなくても安心です。お世話になったネパール観光トレッキングのリラビスタ社長を始め見なさんは若い人たちばかりです。皆明るくフレンドリーです。お勧めできる旅行会社です。